コンピュータ関連では、ソフトウェアに関する人間工学の研究が進んでいる。 ソフトウェアの使いやすさは、使用する人間に関する知見なくしては開発できないからである。 ICT分野における人間工学分野の研究は、人間工学という名称よりもヒューマンインタフェースという名称で呼ばれることが多い。 この場合、ヒューマンインタフェースの研究はソフトウェアだけでなく、ソフトウェアを含むICT技術全般を対象としてなされている。 パソコン関連企業の中では、アップルコンピュータ社が特に早い時期からソフトウェア人間工学に関心を寄せ、ユーザビリティに関する研究成果をマッキントッシュに結実させたことは有名である。
ヒューマンファクターは非常に幅広い意味を持つ用語であり、人間の能率、テクノロジー、デザイン、マンマシンインタフェースなどの領域を含む。人間と道具や現代社会に存在する各種手続きの関わりに注目することを意味する。
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「ヒューマンファクター」という用語は主にアメリカ合衆国で使われる。研究分野の名称としては "human factors engineering" や "human engineering" と称する。アメリカ以外では "ergonomics" という用語が使われることが多い。アメリカで "ergonomics" と言えば、マンマシンインタフェースなどにおける人体測定学的な意味しかなく、ヒューマンファクターは心理学的側面が強調された用語となっている。
ヒューマンファクターの研究者の学問的背景は様々だが、心理学者と工学者が多い。他にもデザイナー、人類学者、計算機科学者などもいる。他の分野から参入する人が多いが、ヒューマンファクターの学位を授与する大学もいくつかある。